「とるぱ」と「人気の道の駅」

「とるぱ」ってなに???


「とるぱ」と「人気の道の駅」

景色の良いところに行きたいからドライブに出かける。旅行に行く手段としてドライブで行く。日常とは違った風景が見たい、非日常を味わいたいからドライブに出る。雑誌でみた風景を見たいからドライブに行く。車に乗ってドライブに出た動機はいろいろです。ただただ車を走らせたいからという理由で、車の運転を目的にした人もありでしょう。運転好きなタイプですね。運転好きなタイプの人は景色を楽しむことよりも、目的が運転なので景色を楽しむよりも走らせて面白い道路へとドライブへ出かけます。

撮るパーキング

「とるぱ」といわれて、「どどんぱ?」とか「とるるん?」とか言いたくなってしまいます。またはなにかのゆるキャラの名前かな。とかも思ってしまいますが、ゆるキャラの名前でもなければ、どどんぱでもありません。「とるぱ」は国土交通省が取り組んでいる施策の名前で、撮影スポットそして駐車場が整備されているところを指定しているのが「とるぱ」でまさに「撮るパーキング」なんですね~

もちろん駐車場さえあれば、どこでも「撮るパーキング」つまり「とるぱ」になるじゃないかぃ?!と思ってしまいがすが、「とるぱ」はちゃんと認定されて「とるぱ」を名乗ることが出来るんです。よって例えば知らない場所へドライブに行こうと思い立って、どっか景色のいいところないかな?と思ったときに「とるぱ」で検索をすれば【景観がよくて駐車場が完備されている】場所をすぐに探すことができるんです。

「とるぱ」に認定される条件には、「優れた景観があって安全に写真撮影が楽しめるところ」と「安全・快適に駐車できて、駐車場から撮影スポットまで安全に到達できること」となっている通り、景観が良くても駐車場がない場所は「とるば」には認定されないんですね。ドライブに行って車をきちんと駐車場に止めないと、渋滞の元にもなるし重大な事故にも繋がります。そして駐車場に車が止めることができても、撮影スポットが交通量が多い場所だったりすると写真を撮ることに集中することができないので、安全でなおかつ景観の良い場所で写真を撮影するのに集中できる環境に行きたい人には「とるぱ」はうってつけの場所ですね。

「とるぱ」の駐車場は、どれぐらいのスペースが確保されているのかというと、もちろん大型バスも駐車することが出来るスペースはもちろんのこと、乗用車も30台そして大型バスもパーキングできるぐらいの、かなり余裕のある駐車場が必要です。ここまでゆったりスーペースのある駐車場になると、駐車が苦手なドライバーでも安心して「とるぱ」に行くことができますね♪

とるぱを探せ!

国土交通省の国土交通省道路局が取り組んでいる「とるぱ」ですが、この「とるぱ」の施策が始まったのは平成16年からです。標識だって「とるぱ」の標識がありますよ~「とるぱ」の標識はいかにも「とるぱ」らしく「撮るパーキング」が標識になっています。スカイブルーの青色にPの白抜きとカメラマークがとるぱの標識です。この標識があれば、駐車場があってなおかつ景観のよい撮影スポットだ!とすぐに気づくことでしょう。

「とるぱ」はどのように「とるぱ」と認定されるのかというと、まずは一般から「ここがとるぱにふさわしい場所じゃないか?」という申請があります。すると行政の管理者などが推薦のあった場所に下見に行きます。駐車場があるかとか写真を撮るのに安全な場所かどうかの現地確認をして、そして「よし!ここは適しているぞ!」と現地確認があって「とるぱ」として認定されます。

「とるぱ」はスマホやタブレット端末でもすぐに見ることが出来ます。「とるぱ」はドライブに出かけようとしているときに「どっか良い場所ないかなぁ~」という時などに、「とるぱ」を検索することで、どっかに行きたいなぁ。という時にかなり効果的にピンスポットで探し出せる良いツールに使えるます。

「ここの場所がみたい」となった時に、駐車場探しで右往左往しないようにというとっても便利な「とるぱ」ですが、「とるぱ」ってなに?と言われることの方が多いのが残念なところですが、ドライブに出かけていて「とるぱ」の文字をもしみつけたら、是非「とるぱ」に行ってみましょう。予備知識がなくても、美しい景観を楽しめることは間違いないです。

ちなみに全国で第一位となっている「とるぱ」がいったい何処なのか、気になるところでありますが全国第一位になっている「とるぱ」は島根県大田市にあります。どこか日本人の心に懐かしい気持ちになる風景が広がっています。絵本の中に登場してくるような田舎の風景が広がっています。ポイントは、線路が見えて民家があり、そしてちょっとした緑があって美しい海が広がっているからです。どこか懐かしい風景というのが、とてもポイント高いです。都心部ではまず見られない風景ですが、単なる田舎の風景だと言い切ってしまう人もいるかもしれませんが、「海と線路」が写真のアングルに入るのが、とっても高いポイントになります。

私の勝手な予想では「とるぱ」の第一位には宮崎県の高千穂峡だろうなぁ~と思っていただけに、この島根というのは驚きでした。島根県というのが、失礼な言い方になってしまいますが地味な県で、島根県の観光地として有名なのは「出雲大社」「石見銀山」「穴道湖」はかなり知られていますが、「とるぱ」で全国の第一位に輝いたのは島根県大田市「和田珍味」という島根県の海産物を販売しているお店の駐車場から撮影する場所なんですから。それは失礼な言い方ですが、本当に驚きました。

でも「和田珍味」の駐車場からみる日本海の風景は、本当に見事な風景です。昼間みる日中の風景と、夕暮れ時の風景。その瞬間ごとに違った魅力ある風景です。そして見える海は日本海ですが、「とるぱ」で選定された日本海の美しさは目を見張るものがあります。石見銀山へ観光に行ったらならば、「とるぱ」で第一位に選ばれた「和田珍味」本店の駐車場に行って自分の目でベストアングルで写真を撮影しないともったいないです。

夜には夜で、夏の夜にはイカ釣り漁船の漁火を見ることもできるので、夜だからなにも見えないでしょと諦めずに足を伸ばしてみましょう。雄大な日本海の海と、海からの潮の香りは撮影だけの観賞用のほかに五感にも響く場所です。「和田珍味」の駐車場からは、神話に登場するスサノオミコトの息子、イタケルノミコトが天下った場所と地元では伝えられているスサノオ神話の象徴の場所でもある「神島」(かみじま)をみることもできます。

「とるぱ」で第一位になった風景は「和田珍味」の駐車場からみる夕焼けの風景ですが、夕焼けの風景はとても神秘的で神話世界、つまり太古の時代も同じ風景だったんだと思いを馳せることになる神秘的な風景が広がります。この風景をみれば、他の有名な観光地で有名な景観スポットをおさせて「とるぱ」の全国人気ランキング第一位になったのも、納得できます。

国の天然記念物に指定されている福岡県にある「平尾台自然観察センター」の景色でもなく、日本棚田百選にも選ばれている絵画のような棚田が広がる浜野浦棚田の風景でもなく、「おーいお茶」のコマーシャルのロケ地としてもとっても有名で、滝の裏側に入って芸術のような見事な流れ落ちる滝をみるができる「鍋ヶ滝」でもなく、島根県大田市にある「和田珍味」の駐車場から観る風景が「とるぱ」で第一位となったのには、やはりみごとな景観が広がっているからこそ選ばれたのであります。

日本中にはとってもキレイな景色がたくさんあることは知っていても、やはり有名なところのほうがニュースや雑誌に取り上げられることが多いので有名な風光明媚なところへと、旅に行きたくなってしまいます。たとえば富山県で世界遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落など、真冬の雪がしんしんと降り積もっている中で合掌造りの集落に灯りが灯っている場面からのテレビ中継などあったりすると、今度旅行に行く機会があればぜひともこの光景を見たいな~と思って旅先へとアレンジしようと思います。

テレビコマーシャルでの「おーいお茶!」に登場した「鍋ヶ滝」もそうです。コマーシャルで目にしたことで、こんなところに出かけてみたいな。と思うものです。日本の美しい景色のコマーシャル上手なのが、JR東海の~そうだ京都、行こう。~のコマーシャルは印象に残ります。特に朝の通勤前の支度で忙しい時間に、「サウンド・オブ・ミュージック」の中の『私のお気に入り』が流れると、思わず支度をしながらでもついテレビに目をやります。そうすると、~そうだ京都、行こう。~のコマーシャルで、「あーー京都行きたい・・」と通勤前のちょっとした現実逃避がわきあがってきます。

世界的に有名な観光地の京都だけが、美しい景観じゃないしまだまだ日本には絶景ポイントがいたるところに、たくさんあるよ!と気づかされるのが「とるぱ」です。だからこそ、とるぱで全国ナンバー1に輝いたのが島根県大田市にあるお土産屋さんの駐車場からの風景に、みんなが心を揺さぶられて「どこか懐かしい風景」に心が躍ったのでしょう。


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