栄養

『一日に必要な栄養素が含まれる献立の考え方』管理栄養士に聞きました☆

「バランスの整った献立」と聞くと、どういったものを思い浮かべるますか?

ここでは『一日に必要な栄養素が含まれる献立の考え方』や、その目安量
栄養指導業務を行っている管理栄養士さんに直接教えていただきましたので、まとめていきたいと思います。
また国の行政機関のホームページでも『1日に何をどれだけたべたらいいのか』ということをのせてくれているので、そのことも合わせてご紹介いたします。

一日に必要な栄養素が含まれる献立の考え方

ポンくま
ポンくま
とりあえず野菜をたくさん食べればOK?
チョコ
チョコ
炭水化物(糖質)はできるだけ摂取しない方がいいんじゃないかな?
ラテ
ラテ
一日に必要なエネルギー量を超えなければ太らないし~いいんじゃない?

そう思っている方も少ないくないんじゃないでしょうか。
ですが、実は全部間違いです。

管理栄養士
管理栄養士
管理栄養士は5大栄養素と呼ばれる5つの代表的な栄養素をバランス良く含むことを考えてが1日の献立を立てています。
5大栄養素とは

タンパク質・脂質・炭水化物、そしてこの3つにビタミン、ミネラル(カルシウムやカリウムなど)を加えたもの
5大栄養素 表

『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』をわかりやすくまとめ

チョコ
チョコ
5大栄養素?なんか難しいなぁ~
管理栄養士
管理栄養士
じゃあもっとわかりやすく説明するわね。1日に必要な栄養素が含まれる献立や目安は『手』を使って簡単にわかりますよ、以下を参考にしてくださいね

『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』主食

『一日に必要な栄養素が含まれる献立の考え方』管理栄養士
主食(米・パン・麺類などの炭水化物) 炭水化物は主に脳や筋肉など体の細胞が活動するためのエネルギー源となります。

必ず毎食、両手に収まる茶碗1杯分を目安に摂ってください。食パンなら1枚が目安です。

管理栄養士
管理栄養士
麺類はうどん、パスタの一人前はパンやごはんの倍の値が摂取できることになるので1日に1~2回まで。

『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』主菜

『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』管理栄養士

主菜(肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質) たんぱく質は骨や筋肉をつくる元となります。
肉や魚の一食の目安は、片手のひら半分で、 厚みは、手のひらの厚みと同じくらいです。
卵は1個、豆腐は片手のひらに乗るくらいが一食の目安です。

 

『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』副菜

 『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』管理栄養士

副菜(野菜・海藻類・きのこ類など) 野菜は糖質・脂質の吸収を抑えたり、免疫機能を高めたり、主に身体の調子を整える働きがあります。
一食の目安は、生の場合両手1杯分、加熱後の場合片手1杯分です

管理栄養士
管理栄養士
これらを意識すると、ビタミンやミネラルも摂取でき、自然と一日に必要な栄養素が含まれるお食事になりますよ。

 

 

 

広告
スポンサーリンク

『一日に必要な栄養素が含まれる献立 目安量』は『食事バランスガイド』にわかりやすく書かれています。

管理栄養士
管理栄養士
実は国の厚生労働省と農林水産省でも『何をどれだけたべたらいいのか』を、わかりやすく書いている『食事バランスガイド』呼ばれるものをホームページに載せているのよ

この『食事バランスガイド』は、コマの絵を使っておおよその食事バランスを示しています。とてもわかりやすいので是非見てみてください。

またこちらの動画でも食事バランスガイドの中身を紹介していますので興味がある方は是非見てみてくださいね!

5大栄養素それぞれの役割・食材・献立例も
5大栄養素それぞれの役割・食材・献立例も炭水化物、タンパク質、脂質、はエネルギーのもとになる栄養素で三大栄養素と呼ばれています。これにビタミン・ミネラルを加えたものを5大栄養素...
➀1日に必要な栄養素 表(厚生労働省)『わかりやすく』まとめ【管理栄養士に聞きました】
1日に必要な栄養素 表(厚生労働省)『わかりやすく』まとめ【管理栄養士に聞きました】1日に必要な栄養素がどのくらいなのかご存じでしょうか? 「野菜をたくさん食べたほうが良い」「たまには魚も食べないと」と、なんとなく食事...
【一人暮らし】簡単便利な食事で健康的なのは『冷凍食品?レトルト?お取り寄せ?』おすすめは…
【一人暮らし】簡単便利な食事で健康的なのは『冷凍食品?レトルト?お取り寄せ?』おすすめは… 一人暮らしを始めて、仕事や学校が忙しくなった頃に誰もがふと思う悩みだと思います。 今回こちらの記事では簡単便利で私たちの強い味方『...

まとめ

いかがでしたか?
一日に必要な栄養素は5大栄養素と関係していることが分かりましたね。

わかりやすいようにざっくりとまとめると、主食である米・パン・麺を1食最低でも1回。主菜である肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質は毎食方手のひら程。副菜である野菜・海藻類・きのこ類などは一食の目安は、生の場合両手1杯分、加熱後の場合片手1杯分となります。
最後までありがとうございました。